代表者挨拶:経歴

代表者挨拶 

株式会社リブパブリ・河合信和

ジャーナリスト、編集者。

理系の薬学部出身ながら、1度も医療関連業界に身を置いたことがなく、ずっと記者、編集者を務める。

プロフ用写真アンコールトムIMG_4087.JPGアンコールワット遺跡前にて

1947年
1947年、千葉県生まれ
1971年
71年、北海道大学卒業とともに、朝日新聞社入社「科学朝日」、「週刊朝日」、「朝日ジャーナル」などの雑誌寄稿・編集を務める。後に図書編集にも従事し、その傍ら科学ジャーナリストとして、著書・訳書多数。得意分野は、人類学・考古学。また近・現代史や進化生物学、天文・地質学、古生物学・第四紀学、経済にも幅広く関心を持つ。
2007年  
朝日新聞社退職同社を定年退職し、パートタイマーとして冊子編集などを手伝う。その傍ら長年の記者・編集者の経験を活かすべく、09年秋、自費出版を請け負う株式会社「リブパブリ」(Libpubli)を創業。

☆代表者・河合信和のこれまでの一般向け著書・翻訳書
最近10年間の作品のみ=全刊行作品と内容紹介は、「作品例」にございます。
またアマゾンで検索して、ご確認下さい。

1999年8月  
『ネアンデルタールと現代人 人の500万年史』(文春新書=書き下ろし単著)/文藝春秋社常にロマンを感じさせるネアンデルタール人は、20数万年前にヨーロッパに現れ、3万年ほど前に絶滅した。彼らと現生人類との関係と運命を解説するとともに、そこにまでいたるアフリカでの進化史を平易に述べる。
2000年1月  
『考古学クロニクル2000』(編著)/朝日新聞社1999年にあった考古学の発見・発掘物語を当事者が解説。
2000年3月  
『一からわかる朝日新聞“ニュースな言葉”』(共著)/宝島社朝日新聞連載の「ニュースな言葉』の新書化。
2000年3月  
『人類進化の空白を探る』(翻訳)A・ウォーカー、P・シップマン原著/朝日新聞社人類化石発見史上最高の保存良好な骨格が残った153万年前のホモ・エレクトス少年の化石。その化石を発掘した研究者の苦心と、そこから読み解ける太古の時代の人類の姿とは――。我々のはるかな祖先のアフリカでの物語も復元される。
2001年2月  
『出アフリカ記-人類の起源』(翻訳)クリストファー・ストリンガー、ロビン・マッキー原著/岩波書店猿人ばかりか、現生のホモ・サピエンス(現代人)もアフリカ生まれで、現代人の祖先は20万年前のアフリカに出現し、10万年前頃にアフリカを出て世界に広がっていったことを、ライバルの異説を退けつつ、現役研究者が実証していく。
2003年1月  
『旧石器遺跡捏造』(文春新書=書き下ろし単著)/文藝春秋社2000年秋、日本列島旧石器人の残した石器の古さをそれまで次々と更新してきた民間アマチュア考古学者の「捏造』が毎日新聞で暴かれた。すべてのプロの研究者を欺き、教科書にまで書かれたペテンが、なぜなされたのかを描くドキュメント。
2007年4月  
『最初のヒト』(翻訳)アン・ギボンズ原著/新書館治安が悪く、焼け付く酷暑のアフリカの砂漠で活躍する人類化石ハンターは、いくつかの研究グループが名誉をかけた熾烈な発見競争を展開している。最初の人類とは何だったかの考察とともに、発見をめぐる赤裸々なドラマを生き生きと描くノンフィクション。
2007年11月   
『ホモ・サピエンスの誕生』(市民の考古学シリーズ=書き下ろし単著)/同成社アフリカの森の中で誕生した700万年前の人類から今日の我々ホモ・サピエンスまで、多様な人類種の交代と我々の従兄ネアンデルタール人との関係など、最新知見に基づく細密に描いた進化史。ホモ・サピエンス的文化の出現に時間差のあったことも解説。
2009年5月
『人類進化99の謎』(文春新書=書き下ろし単著)/文藝春秋社ヒトはどこで生まれ、どのように進化してきたのか、まるで大樹のように多様に別れてきた人類が今日のように1種だけ残った進化と歴史にまつわる99の疑問を、2ページ見開き単位で平易に解説した読み物。巻末の系統樹が理解の助けになる。
2010年12月  
『ヒトの進化 七〇〇万年史』(ちくま新書=書き下ろし単著)/筑摩書房 人類の起源は700年前に遡り、しかも現代人にいたる進化の道は一本道ではなかった。脇道に逸れるように、咀嚼器だけ頑丈化させた人類、島に閉じ込められた超小型人類、ヨーロッパ先住民が実はシベリアまで拡大し、一時期は現生人類と混血したネアンデルタール人やデニーソヴァ人など、人類進化の全貌を描く。
2013年6月  
『アニマル・コネクション――人間を進化させたもの』(翻訳)パット・シップマン原著/同成社 人類進化は、ヒトが動物と関係を持つようになって加速された。700万年前にアフリカに誕生した人類は、260万年に石器を発明し、動物の肉を食料に加えることで、それまでより著しい進化を遂げた。動物との関係を深めた末に言語と象徴表現を発展させ、最後に動物を家畜化することで、今日の文明社会への発展の基礎が築かれる。しかも動物家畜化は、これまでの想定よりはるかに早く、それも意外な動物だった――260万年の動物考古学。
2015年3月  
『ゲームをするサル――進化生物学からみた「えこひいき」の起源』(邦訳)ダリオ・マエストリピエリ原著/雄山閣 高度な社会、高度な文明を持つ現代人も、一皮むけば本性はサル。えこひいき(ネポチズム)、監視なき所でのごまかし、顕彰を当てにしての慈善、ビジネスから恋愛・結婚に至るまでの駆け引きなど、現代人の行動はすべて祖先から受け継いだものだった。マフィアの母国イタリア出身の霊長類研究者が、現代の様々な社会現象や事件を基に、霊長類行動と比較し、その起源を解き明かす。そのココロは、「俺たち、みんなマフィアだ」。
2015年10月  
『十二様今昔』~上信越国境の山神信仰現状報告~/関矢晃著・発行:自費出版(制作=河合信和/リブパブリ) 今や崩壊寸前の日本の森林利用と山仕事とともに、山で暮らす人々の素朴な山神信仰が日本中で失われつつある。著者は業務の合間に自ら上信越の奥山に分け入り、山神信仰の跡を訪ね歩き、また山神信仰を守って来た高齢者らを探し、聴き書きして歩いた貴重な民俗誌記録。
2015年12月  
『ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた』(邦訳)パット・シップマン原著/原書房 一般にも強い関心がある「我々のいとこのネアンデルタール人はなぜ絶滅したのか?」の謎に、ネアンデルタール人と現生人類双方の遺跡の最新年代測定結果と世界最古のイヌの化石の年代推定成果を基に、生態学的知見も駆使して総合的に迫る。アフリカから中東をへてヨーロッパに進出した現生人類が、気候変動や遺伝的多様性の欠失で衰退しつつあったネアンデルタール人を意図せざる結果として滅ぼしたが、それにはこの頃にいち早く現生人類に家畜化されるようになったイヌの存在があった、と指摘する。
2016年8月  
『人の起源を探して――言語能力と認知能力が現生人類を進化させた』(邦訳)イアン・タッターソル原著/原書房 アフリカに700万年前頃に登場した破片だけの「二足歩行類人猿」はヒトなのか、そしてなぜ直立二足歩行を選んだのか、その後出現した多様なアウストラロピテクス類は、互いにどのような関係だったのか、初期ホモ属とされるものの正体は、石器はなぜ作られ、いかに使われ、いかに進歩していったのか、出アフリカした古人類の姿は、最終的に我々に連なるホモ・サピエンスはいかに進化し、そして認知の洗練化と芸術、言語能力はいかに獲得されたか――人類進化史を最新資料を基に古人類学の立場から説得力をもって解説する。古人類学界の泰斗が解き明かす人類700万年史。