作品例

題名
『人の起源を探して――言語能力と認知能力が現生人類を進化させた』(監訳)
出版
原書房

2016年8月刊行/3,000円(税別)

概要
アフリカに700万年前頃に登場した破片だけの「二足歩行類人猿」はヒトなのか、そしてなぜ直立二足歩行を選んだのか、その後出現した多様なアウストラロピテクス類は、互いにどのような関係だったのか、初期ホモ属とされるものの正体は、石器はなぜ作られ、いかに使われ、いかに進歩していったのか、出アフリカした古人類の姿は、最終的に我々に連なるホモ・サピエンスはいかに進化し、そして認知の洗練化と芸術、言語能力はいかに獲得されたか――人類進化史を最新資料を基に古人類学の立場から説得力をもって解説する。古人類学界の泰斗イアン・タッターソル博士の解き明かす人類700万年史。
題名
『ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた』(監訳)
出版
原書房

2015年12月刊行/2,400円(税別)

概要
一般にも強い関心がある「我々のいとこのネアンデルタール人はなぜ絶滅したのか?」の謎に、最新かつ総合的なアプローチで迫る。原著者パット・シップマンは、アフリカから中東をへてヨーロッパに進出した現生人類が、気候変動や遺伝的多様性の欠失で衰退しつつあったネアンデルタール人を、意図せざる結果として滅ぼしたが、それにはこの頃にいち早く家畜化されるようになったイヌの存在があった、とする仮説を基に、推理小説を読むように解き明かしていく。それには、2014年に発表されたネアンデルタール人と現生人類の両遺跡の最新年代推定と世界最古のイヌの年代が鍵となった。
 この最新知見をベースに、生態学の観点から、説得力をもって論述する。

題名
『十二様今昔』~上信越国境の山神信仰現状報告~
出版
関矢晃著・発行:自費出版(制作=河合信和/リブパブリ)

2015年10月刊行/非売品

概要
今や崩壊寸前の日本の森林利用と山仕事とともに、山で暮らす人々の素朴な山神信仰が日本中で失われつつある。著者は業務の合間に自ら上信越の奥山に分け入り、山神信仰の跡を訪ね歩き、また山神信仰を守って来た高齢者らを探し、聴き書きして歩いた貴重な民俗誌記録。
題名
『ゲームをするサル――進化生物学からみた「えこひいき」の起源』
出版
雄山閣

2015年3月刊行/2200円(税別)

概要
高度な社会、高度な文明を持つ現代人も、一皮むけば本性はサル。えこひいき(ネポチズム)、監視なき所でのごまかし、顕彰を当てにしての慈善、ビジネスから恋愛・結婚に至るまでの駆け引きなど、現代人の行動はすべて祖先から受け継いだものだった。マフィアの母国イタリア出身の霊長類研究者が、現代の様々な社会現象や事件を基に、霊長類行動と比較し、その起源を解き明かす。そのココロは、「俺たち、みんなマフィアだ」。
題名
『アニマル・コネクション――人間を進化させたもの』
出版
同成社

2013年6月刊行/3500円(税別)

概要
人類進化は、ヒトが動物と関係を持つようになって加速された。700万年前にアフリカに誕生した人類は、260万年に石器を発明し、動物の肉を食料に加えることで、それまでより著しい進化を遂げた。動物との関係を深めた末に言語と象徴表現を発展させ、最後に動物を家畜化することで、今日の文明社会への発展の基礎が築かれる。しかも動物家畜化は、これまでの想定よりはるかに早く、それも意外な動物だった――260万年の動物考古学。
題名
『河合家波瀾の家族史と氏家家の華麗なる血統』
出版
リブパブリ

2012年5月/非売品

概要
ある家族の苦難に生きた母と早世した父、その姉妹とそれぞれの連れ合い、さらに祖父・祖母の戦争と戦後の一生をたどり、また祖母の出た金沢・旧士族家系の戦国大名までたどれる血筋とそれぞれに生きた個性的人物像を描く。口絵2丁。
題名
『ハイクオリティー×ローコスト住宅を目指して――リベレステの歩み40年史』
出版
リブパブリ

2011年5月/非売品

概要
JASDAQ上場リベレステ株式会社の社史。1970年の型枠大工の個人事業として創業したものが、株式会社設立をへて、バブル崩壊、リーマン・ショックなどの激動を乗り越えて発展してきたリベレステ社の足跡を克明に描く。全ページカラー刷り。
題名
『ヒトの進化 七〇〇万年史』(ちくま新書=書き下ろし単著)
出版
筑摩書房

2010年12月刊行/860円

概要
人類の起源は700年前に遡り、しかも現代人にいたる進化の道は一本道ではなかった。脇道に逸れるように、咀嚼器だけ頑丈化させた人類、島に閉じ込められた超小型人類、ヨーロッパ先住民が実はシベリアまで拡大し、一時期は現生人類と混血したネアンデルタール人など、人類進化の全貌を描く。
題名
『わが生涯を想う 険しき山河乗り越え今の幸せ』
出版
リブパブリ

2010年2月刊/非売品

概要
リベレステ社(JASDAQ上場)創業者の母の個人史。若くして夫を交通事故で失い、2人の幼子を抱えて苦難の道を歩んだ生涯を語る。努力と不屈、ひたむきさが胸をうつ。口絵2丁。
題名
『人類進化99の謎』(文春新書=書き下ろし単著)
出版
文藝春秋社

2009年5月刊行/760円

概要
ヒトはどこで生まれ、どのように進化してきたのか、まるで大樹のように多様に別れてきた人類が今日のように1種だけ残った進化と歴史にまつわる99の疑問を、2ページ見開き単位で平易に解説した読み物。巻末の系統樹が理解の助けになる。
題名
『ホモ・サピエンスの誕生』(市民の考古学シリーズ=書き下ろし単著)
出版
同成社

2007年11月刊行/1900円

概要
アフリカの森の中で誕生した700万年前の人類から今日の我々ホモ・サピエンスまで、多様な人類種の交代と我々の従兄ネアンデルタール人との関係など、最新知見に基づく細密に描いた進化史。ホモ・サピエンス的文化の出現に時間差のあったことも解説。
題名
『最初のヒト』(翻訳)/アン・ギボンズ原著
出版
新書館

2007年8月/2400円

概要
治安が悪く、焼け付く酷暑のアフリカの砂漠で活躍する人類化石ハンターは、いくつかの研究グループが名誉をかけた熾烈な発見競争を展開している。最初の人類とは何だったかの考察とともに、発見をめぐる赤裸々なドラマを生き生きと描くノンフィクション。
題名
『旧石器遺跡捏造』(文春新書=書き下ろし単著)
出版
文藝春秋社

2003年1月/680円

概要
2000年秋、日本列島旧石器人の残した石器の古さをそれまで次々と更新してきた民間アマチュア考古学者の「捏造」が毎日新聞で暴かれた。すべてのプロの研究者を欺き、教科書にまで書かれたペテンが、なぜなされたのかを描くドキュメント。
題名
『出アフリカ記-人類の起源』(翻訳)/クリストファー・ストリンガー、ロビン・マッキー原著
出版
岩波書店

2001年2月 3200円

概要
猿人ばかりか、現生のホモ・サピエンス(現代人)もアフリカ生まれで、現代人の祖先は20万年前のアフリカに出現し、10万年前頃にアフリカを出て世界に広がっていったことを、ライバルの異説を退けつつ、現役研究者が実証していく。
題名
『人類進化の空白を探る』(翻訳)/A・ウォーカー、P・シップマン原著
出版
朝日新聞社

2000年3月/1700円

概要
人類化石発見史上最高の保存良好な骨格が残った153万年前のホモ・エレクトス少年(トゥルカナ・ボーイ)の化石。その化石を発掘した研究者の苦心と人間くさい葛藤を交えつつ、その化石から読み解ける太古の時代の真の人類の姿とは――。我々のはるかな祖先のアフリカでの物語も復元される。
題名
『一からわかる朝日新聞“ニュースな言葉”』(共著)
出版
宝島社

2000年3月/690円

概要
朝日新聞連載の「ニュースな言葉」の新書化。
題名
『考古学クロニクル2000』(編著)
出版
朝日新聞社

2009年5月刊行/760円。

概要
 1999年にあった考古学の発見・発掘物語を当事者が解説。
題名
『ネアンデルタールと現代人 人の500万年史』(文春新書=書き下ろし単著)
出版
文藝春秋社

1999年8月/690円

概要
常にロマンを感じさせるネアンデルタール人は、20数万年前にヨーロッパに現れ、3万年ほど前に絶滅した。彼らと現生人類との関係と運命を解説するとともに、そこにまでいたるアフリカでの進化史を平易に述べる。
題名
『化石から知るヒトの進化』(翻訳)/イアン・タッタソール原著
出版
出版文化社

1998年6月/3,200円

題名
『先史時代の女性 ジェンダー考古学事始め』(翻訳)/M・エーレンバーグ原著
出版
河出書房

1997年5月/3,200円

題名
『ネアンデルタール人とは誰か』(翻訳)/C・ストリンガー、C・ギャンブル原著
出版
朝日新聞社

1997年5月初版出版/1,900円

題名
『テクノ時代の創造者[科学・技術]』(共著)
出版
朝日新聞社

1997年4月/1,900円

題名
『日本人の起源<増補>』(埴原和郎編=共著)
出版
朝日新聞社

1994年12月/1,400円

題名
『現代人の起源論争 人類二度目の旅路』(翻訳)/B・M・フェイガン原著
出版
どうぶつ社

1994年4月/3,500円

題名
『低湿地の考古学 湿原の古代人たち』(翻訳)/B&J・コールズ原著
雄山閣出版

1994年1月/3,800円

題名
『熱帯アフリカの都市化と国家形成』(近藤義郎共訳)/G・コナー原著
出版
河出書房新社

1993年12月/6,500円

題名
『人はどこからきたか 最新考古学の世界』(書き下ろし単著)
出版
朝日新聞社

1991年7月/1,200円

題名
『アメリカの起源 人類の遥かな旅路』(翻訳)/B・M・フェイガン原著
出版
どうぶつ社

1990年12月/3,880円

題名
『世界旧石器時代概説』(翻訳)/J・ワイマー原著
出版
雄山閣出版

1989年12月/4,800円

題名
『アフリカ考古学』(翻訳)/D・W・フィリップソン原著
出版
学生社

1987年10月/4,200円

題名
『最古の日本人を求めて』(書き下ろし単著)
出版
新人物往来社

1987年4月/1,800円

題名
『古代社会を復元する』(翻訳)/M・シャクリー原著
出版
学生社

1986年10月/2,000円

題名
『農耕の起源と人類の歴史』(戸沢充則監訳、河合訳)/P・E・L・スミス原著
出版
有斐閣

1986年8月初版出版/1,500円

題名
『ネアンデルタール人』(翻訳) /M・シャクリー原著
出版
学生社

1985年11月/1,900円

題名
『古代人はどう暮らしていたか 実験考古学入門』(翻訳)/J・コールズ原著
出版
どうぶつ社

1985年4月/3,800円

題名
『日本人の起源』(埴原和郎編=共著)
出版
朝日新聞社

1985年4月/940円

題名
『四〇〇万年の人類史』(書き下ろし単著)
出版
光文社

1983年5月初版出版/690円